2000年(暦年ベース)携帯電話の生産台数は?−その1−
■上位メーカーの生産計画は下方修正に
昨年まで月を追うごとに上方修正されてきた携帯電話機の生産だが、2000年は少し様子が異なるようだ。
上位メーカーを中心に、当初の生産計画を下方修正している企業が多い。

■伸び悩むCDMA
システム別では、CDMA機の不調が伝えられている。
特に、CDMAを採用する韓国では携帯電話購入に際しての政府からの補助金が打ち切られたことから、「壊滅的」と関係者が嘆くほど携帯電話の需要が落ち込んでいる。
また、CDMAの需要拡大が期待された北米においても「今ひとつ需要が盛り上がらない」状況にある。

■部品供給の不足感は解消に
こうした状況下にあって、部品の調達能力に左右されると言われていた携帯電話機メーカーのシェアも、足りないといわれていた一部の部品で余剰感が高まっており、「作れば売れる」から「いいものを作らないと売れない」という市場環境になりつつある。

■シーメンス/三菱電機等がGSM向けでシェアを拡大
メーカー別で好調なのがシーメンス及び三菱電機だ。
両社はGSM機の出荷が好調で、生産計画を上方修正する勢いだ。

■それでも2000年の生産規模は、4億台超へ

最終的に2000年の携帯電話機の生産規模は、どの程度になるか?
現時点では、それでも4億台を超えるとの見方が強い。
弊社調査では、1999年暦年ベースの生産台数を3億台と推計しているが、2000年は4億2千万台程度と前年比140%、1億2千万台の大幅な増加を見込んでいる。(調査中)
システム別では、下記の構成比となる。

GSM/DCS 62%
CDMA 13%
TDMA 13%
PDC 9%
AMPS(Single) 3%

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