ホームページトップへ

English Page



IEEE MTT-S INTERNATIONAL MICROWAVE SYMPOSIUM 2003
Philadelphia, PA ・ June 8-13, 2002

FBAR(BAW)関連の発表が相次ぐ
FBARを世界で初めて量産化したAgilent Technologiesを始め、Infineon Technologies、LG Electronics、がFBARに関する発表を行った。
Agilent Technologiesは、FBAR DuplexerやFBAR Band Pass Filterに加えて、FBAR VCOを紹介した。
この内、現在サンプル出荷中の5×5×1mmと小型化を実現した次世代Duplexerに採用されたシリコンキャップパッケージが注目点である。
これにより、PCS用フィルタの面積は、0.8×0.7mmとすると同時に、高さもバンプ無しで0.25mm、バンプ付きで0.33mmを可能とした。
更に、このパッケージングは、FBARウエハーとCAP ウエハーをウエハー状態で貼り合わせることで、生産工程の簡素化と低コスト化を実現する。
FBARは、「分子レベルの膜厚精度が要求される為、歩留まりを上げることが難しい。SAW フィルタ程、安くはならないだろう。」と見る向きは多いが、今後の生産プロセスの成熟化とこうしたパッケージング手法の採用により、将来的にSAW フィルタの市場を席巻する可能性は否定できない。
それ故、多くの高周波部品メーカーが、FBARの開発に取り組んでいることも事実だ。

Agilent Technologies のFBAR Duplexer(5×5×1mm)


Infineon Technologiesは、NOKIAとの共同開発によるBAW(FBAR)の発表と展示ブースでの製品展示を行った。
同社では、既に2002年3月より一部製品(NWD918)の生産を行っているという。
この製品は、GSMとDCSのデュアルバンドフィルタで、3.8×3.8×1.6mmのセラミックパッケージを使用する。
DCS用のフィルタのチップサイズは、0.5平方mmと小さい。
また、今回の発表では、BAW ウエハーのYield-mapが紹介された。
これを見る限り、ウエハーレベルでの歩留まりは悪くないという印象だ。
今後の製品展開としては、PCS CDMAに向けた製品が当面メインとなりそうだ。
展示会ブース担当者によれば、「PCS CDMA用の製品を現在サンプル出荷中で、2004年初め頃に量産化を予定する。」という。
この製品は、2.0×1.6×0.6mmのプラスチックパッケージを使用したもので、RX用とTX用(何れもフルバンド品)を用意する。

BAW filter のYield-map Infineon Technologiesの発表より

関連レポートのご案内
RF Devices / Modules For Cellular 2003(7月31日発刊予定)


弊社へのご意見お問い合わせは
info@navian.co.jp
Copyright(C) 1999-2003 Navian Inc. All Rights Reserved.