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IEEE MTT-S INTERNATIONAL MICROWAVE SYMPOSIUM 2003
-DAY 1-

Philadelphia, PA ・ June 8-13, 2002

Monday Workshop-H
RADIO FRONT END MODULES FOR CELLULAR PHONE
AND WIRELESS LAN APPLICATIONS



携帯電話及び無線LANのフロントエンドモジュールの開発をテーマとする9つの発表が、行われた。
当初予定されていたSkyworks Solutionsの発表は中止となった。
「これを楽しみに来たのに。」と残念がる参加者も少なくない。
同社は、業界関係者の多くから、「無線インターフェースのフロントエンド部のモジュール化において、その必要条件を最も高いレベルで社内で保有するメーカー。」として注目を集めている。
今回の発表では、今年初めに発表したRadio Moduleの詳細などがテーマとなる予定だった。
とは言え、予定通り行われたた他の発表も、興味深い内容のものとなった。

中でも、EPCOS、Agilent Technology、TriQuint Semiconductorの3社の発表は、今後のRF フロントエンドモジュールの方向性を占う上で重要なものとなりそうだ。

■EPCOS、開発中の無線LAN用モジュールの詳細を明らかに
EPCOSの発表では、無線LAN用のフロントエンドモジュールに関する発表が目を引いた。
同社では、開発中のLTCCによる無線LAN用のフロントエンドモジュール3タイプを紹介した。
一つは、IEEE802.11g/b用のシングルバンドフロントエンドモジュール。
このモジュールは、RX用BPF、TX用LPFをLTCC基板内につくり込み、ダイバーシチスイッチを実装するもの。
モジュールサイズは、5.4×4.0×1.4mmである。
また、デュアルバンド用としては、Diplexer×2、TX Filter ×2、RX Filter ×2をLTCC基板に内蔵し、ダイバーシチスイッチを実装するフロントエンドモジュールをシングルバンド用と同等のサイズ(5.4×4.0×1.4mm)を予定する。
更に、デュアルバンド用では、パワーアンプ及びBALUN迄を一体化したモジュールも紹介された。





■Agilent Technologyは、CDMA・GSM/UMTSのフロントエンドモジュールコンセプトを提案
FBAR Duplexerの先駆者として注目が高まっているAgilent Technologyは、CDMA向けのみならずGSM、更にはGSM/UMTS向けのフロントエンドモジュールのコンセプトについて発表した。
同時に、これらのモジュールに採用される同社の製品として、FBARやGaAs-EPHEMTによるパワーアンプモジュールの紹介が行われた。
特に、GSM/UMTSのフロントエンドモジュールのコンセプトでは、DCS→UMTS及びUMTS→DCSの双方向ハンドオーバーを可能にするモジュールとそのキーデバイスの提案が目を引いた。
具体的なキーデバイスとしては、WCDMA Tx / DCS Rx duplexer, WCDMA Rx notch filter, WCDMA Rx filter and DCS/PCS Tx transformer / notch / low-pass filter. GSM LB LPF, GSM850 RX BPF, GSM900 RX BPFが挙げられた。
とりわけ、DuplexerがTX側がW-CDMA、RX側がDCSとなる点が注目点である。
ただ、残念ながらこれらのモジュールについては、コンセプト提示に留まり、具体的に同社が開発を進めるフロントエンドモジュールの詳細については、その実装技術も含めて触れられなかった。
それでも発表後には、発表者のDer-Woe (Dave) Wu氏の周りに人だかりができ、同社に対する関心の高さが伺えた。




■TriQuint Semiconductorは、LTCCを使用しないフロントエンドモジュールで差別化
TriQuint Semiconductorの発表は、LTCCがフロントエンドモジュールの実現手法の主流となっている中、「LTCCを使用しないフロントエンドモジュール」の提案を行った点が興味深い。
要素技術は、同社が保有するGaqAs p-HEMT(For Switch)、 GaAs HBT(For PA)、 SAW(For BPF/Duplexer)、Thin Film on GaAs/Si(For Integrated passives)の4つ。
これらを応用した様々なモジュールが紹介された。
CDMA PA/Duplexer Module(9×5mm)、GSM Dualband Switch with SAW ×2(5.4×4.0×1.7mm)等である。
何れも「一般的な樹脂基板を使用する」という。





















関連レポートのご案内
RF Devices / Modules For Cellular 2003(7月31日発刊予定)


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