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NEW REPORT SUMMARY
-Bluetooth Module 2001-

Bluetooth Module 2001のパンフレット・お申込用紙のダウンロード


■不発に終わった2001年(暦年)、Bluetooth Moduleの生産・出荷規模は505万個に
  • 「Bluetoothは、期待外れだ。」、Bluetooth Module及びその構成部品・部材の参入企業各社は一様に肩を落とす。2001年後半から立ち上がると見ていたBluetooth市場は、何十種類もの搭載製品やアダプタが製品化されたものの、生産数量で1万台に満たないものが大半を占める。
  • 10万台を越える規模で生産されたのは、SONYのCDMA端末"C413S"、Ericsson(いずれも現Sony Ericsson Mobile Communications)のGSM端末及びヘッドセットぐらいだろう。
  • 弊社では、2001年におけるBluetooth Moduleメーカーの生産・出荷見込みは、数量ベースで505万個、金額ベースでは、124億18百万円と推計した。
  • これに対して、Bluetooth Module搭載機器の生産規模は、267万台に留まる見通しだ
  • Moduleの生産・出荷規模と搭載機器の生産規模の格差は248万個と大きい。
  • モジュールメーカー等による"評価用"としての購入の他、 Bluetooth機器の需要拡大を想定して大量のモジュール調達を行なったものの、製品化自体が見送られたケースや予定の生産台数に達しなかったケースは少なくない。

■市場本格化は2002年に期待、携帯電話向けを中心に3,149万個のModule需要を見込む
  • 2001年後半になって、NokiaとSONY ERICSSONから新たなBluetooth搭載携帯電話及びアクセサリ類が相次いで発売或いは発表された。
  • 2002年における携帯電話を柱としたBluetooth市場拡大に期待を繋いだのは明るい材料だ。
  • 特に、SONY ERICSSONのGSM端末"T-68"(11月1日発売)の販売が好調で、Bluetoothヘッドセットが付属するという点でもBluetooth普及に与える影響は大きそうだ。
  • しかしながら、「2002年におけるBluetooth市場の本格化は、年後半から年末」「2002年も大した市場拡大は見込めない。」といった悲観的な声は多い。
  • これは携帯電話以外に、まとまった数量が期待できる製品が見当たらないことが要因となっている。
  • 弊社では、2002年のBluetooth Moduleの市場見通し(搭載機器生産ベース)を3,149万個、572億56百万円と推計した。(機器メーカーによる内製・EMS生産委託分及びOEM等を含む。金額は弊社算出のモジュール単価を乗じた。)
  • この内、携帯電話及びヘッドセットが占めるウエイトは、数量ベースで73%(数量ベース)となる。
  • そして、ヘッドセットを含めた携帯電話関連での需要が確実視される一方で、こうした用途向けにBluetooth Moduleを供給できるメーカーは限定される。

■携帯電話向けで先行するEricsson Microelectronicsがトップシェアを確保
  • 2001年、2002年とも、Ericsson Microelectronicsがトップシェアとなる見込だ。
  • Sony EricssonのBluetooth搭載GSM端末及びヘッドセット向けを独占的に供給していることが、同社の最大の強みだ。
  • 2002年はCDMA(IS-95/1x)向けの用途開拓においても、大手韓国CDMAメーカーでの採用がほぼ確定している模様で、2001年に続いて携帯電話及びヘッドセット向けを中心に需要を拡大する可能性が高い。
  • 弊社では、同社のシェアを、2001年 61.9%、2002年 27.0%(何れも数量ベース)と推計した。
  • 2001年のBluetooth Module市場において、Ericsson Microelectronicsに追随するような実績をあげるモジュールメーカーはない。
  • ノートパソコン等、採用機種ベースでは最も多くの需要を獲得したアルプス電気でさえ、2001年における生産供給数量は、Ericsson Microelectronicsの十分の一程度にとどまる見通しだ。
  • 一方、Sony EricssonのCDMA機向けの需要を獲得したミツミ電機は、アルプス電気の実績を若干上回る見込だ。
  • 「携帯電話に採用されないと商売にならない。」というのが、Bluetooth Moduleメーカーの一致した見解だ。
  • この傾向は、2002年においても同様だ。
  • そして、2002年のメーカーシェアも、携帯電話に採用されるかどうかに大きく左右されることになる。
  • モジュールメーカー各社とも、携帯電話向けのモジュール開発及び用途開拓を進めているが、Ericsson Microelectronicsを脅かす程の規模が期待できるのは、村田製作所位だ。
  • 弊社では、村田製作所の2002年におけるシェアを25.4%と推計した。
  • その他のメーカーにおける携帯電話向けのモジュール供給が本格化するのは、2002年末から2003年になろう。
  • ただ、携帯電話分野でモジュール展開が可能なメーカーは、限定されそうだ。

■2005年にRF Moduleは3ドル台/Full Moduleは8ドル台に
  • Bluetooth Moduleの供給価格は、2005年にFull Moduleで1,007円、RF Moduleは383円となる。(アンテナ及びプロトコルスタック等のソフトウエアコストを除く。またRF Moduleでは水晶振動子はカウントしていない。)
  • 2001年からの年平均価格下落率は、Full Moduleで-24.16%、RF Moduleで-22.73%。
  • チップセットのコストウエイトの高いFull Moduleの下落率が、RF Moduleのそれを上回るが、"フルモジュール価格で5ドル"の実現は難しそうだ。
  • ただ、機器メーカー側が、自社設計によるBluetooth回路のオンボード実装、或いはモジュールを内製することで、5ドルのBluetoothを実現することは可能となる。
  • また、自社設計モジュールをEMSに生産委託することや、ベースバンド及びプロトコルスタックを機器本体側へのASICに取り込みRF Moduleとアンテナを実装するといった手法もある。
  • 現在のところオンボードや自社開発モジュールによる"内製化"を進める機器メーカーは少ない。
  • Bluetooth機能の内製が最も容易と見られる携帯電話メーカー大手各社も、モジュール採用を進める考えが強い。
  • "開発期間・コスト""オンボード実装時の本体歩留の影響""認証手続き"等を考慮すると、何らかの"Bluetooth Module"の採用が機器メーカーにとっては好ましい選択と言える。
  • RF Moduleを購入し、機器本体のASICにベースバンド以降の機能を取り込む手法が、最も一般的なものとなりそうだ。

■2005年には5千億円を超える市場を形成
  • 本レポートでは、Bluetooth Module市場の将来性をポジティブに捉え、その需要予測を行なった。
  • 瞬く間にノートパソコンや携帯電話に標準搭載され、膨大な市場を1〜2年の内に形成するといった当初の予測は、やや時期がずれ込むものの、あらゆる機器にBluetoothが搭載されるというトレンドに変化はない。
  • 携帯電話・PDAを中心とした搭載機器の市場形成、自動車での標準搭載化の方向性が確定的となる2002年から2003年にかけて、様子見を決め込んだ機器メーカーもこぞってBluetooth採用製品の市場投入を進めよう。
  • この為、Bluetoothが充分に認知され、数多の機器に搭載されていくのは、2003年後半頃になろう。
  • 簡易で小型・低コストの無線インターフェースを目指すBluetoothの用途は無尽蔵と言える。
  • Bluetoothは、パソコン用途を主軸においたイーサネットの無線化規格であるIEEE802.11とは一線を画すものだ。
  • 本レポートでは、17の電子機器を対象にBluetooth Moduleの需要予測を行なったが、これらの機器に限定したBluetooth Moduleの需要規模は2005年に8億55百万個となる。
  • 金額ベースでは、5,363億6千万万円だ。
  • それでも、本レポートで予測した携帯電話での採用率は、50%に留まる。
  • 「Bluetoothで一体何をするのか?」、最近よく言われるBluetoothへの批判の第一声だ。
  • 今回の予測では、2002年後半には、相当量の携帯電話とPDAにBluetoothが搭載されるとの見通しをベースとした。
  • その数は、来年で既に年間数千万台レベルとなり、無線LAN(IEEE802.11)搭載機器の数量を大きく上回る。
  • 近距離ワイヤレスインターフェースの"キラーアプリケーション"として注目されるホットスポットは、IEEE802.11内蔵のノートパソコンでの利便性を唱える声が高まっている。
  • しかし、ホットスポットサービスの成功は、年間3千万台に満たないノートパソコンをメインとした無線LAN(IEEE802.11)では実現し得ない。
  • 今後一年程度でBluetooth搭載機器の生産規模は、ノートパソコン全体の生産台数を追い越すだろう。
  • そして、アドホックでインテリジェントな世界標準の無線ネットワークを備えた機器の用途開発には、様々なビジネスチャンスがある。
 
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